育自de育児 ~育児短時間勤務と育児休暇に挑戦する教員の奮闘記~

育児短時間勤務・育児休暇取得教員、仕事・子育て・副業を目指す小学校教師の挑戦

【教育・気づき】「ありがとう」と「おねがいします」はセットで  

 

児童総会という行事があります。

児童会や委員会が一年間の活動報告や来年度への引き継ぎをします。

事前に議案書を配付し、各学年から質問や意見を受けて回答するのですが、

子供たちから学んだことがあります。

それが、「ありがとう」と「おねがいします」はセットでということです。

 

質問や意見はいろんなものがありました。

「~~の活動がよかったです。」

「もっとこうしてほしい。」

「~~ってなんですか?」

 

うれしい意見、よくわからない意見、ちょっと腹立つ意見・・・

いろんなものがあるけれど、発表の練習をしている中でこんなことを言った子がいます。

 

『まずは「ありがとう」と言おう。

だって、自分のたちにコメントを書いてくれたんだから。

どんなコメントでも自分たちのことを考えて書いてくれたわけだから。

全校のみなさんに伝えたい事やお願いしたい事はそのあとに言おう。』

 

そんな風に考えられる子がクラスにいるなんてすごいなと思いました。

家族に対して、

子供たちに対して、

職場の同僚に対して、

まずは「ありがとう」言えていたかな?

「~~しなさい。」「~~して。」ばかり言っていたような・・・。

ハッとした瞬間でした。

 

 

 

【健康】おかゆのススメ 8ポイント

このところ、周りでは白湯ブーム。

朝起きたら白湯、ちょっと休憩時間も白湯を取り入れるようになりました。

もちろんお茶やコーヒーも飲みます。

 

身体にとっていちばんやさしい飲み物は白湯だそうです。

何も混ざっていなくてあたたかい。体に染みわたる感じ。

 

16時間プチ断食や

食べ過ぎこそ不健康

最近は健康に敏感です。

 

そして、もう一つ。

お勧めしたいもの、おかゆ

 

中国に住んでいた時におかゆの良さを知りました。

朝食では、道端におかゆの屋台。

タピオカドリンクのように太めのストローで吸って飲みました。

雑穀、緑豆、小豆、肉、カボチャ、サツマイモなどいくつかの種類があり、

甘いものや少し塩気のあるものまで。

寒い季節にはぴったりでした。

 

そんな私も昔は、おかゆは具合が悪い時くらいで、

あまり好きではありませんでした。

おかゆよりおじやにしてくれと言っていました。

 

今はおかゆが大好きです。朝も夜もおかゆにしています。

そのままでもいいし、ごま、うめ、たらこ、なっとう、にぼし、つけものなんかを一緒にたべてもいいですね。はちみつやしょうが、カボチャなどもおすすめです。

 

実はうちには炊飯器が2つ。

ご飯用とおかゆ用。

子どもはご飯、大人はおかゆといった感じです。

 

おかゆのいいところを紹介します。。

1 あったかい。

あったまります。

 

2 いくらたべてもたべすぎない。

1合のご飯からこんなにできるのってくらい、おかゆはかさましします。

ごはんだと1食1合くらい食べてしまいますが、1合で妻と二人朝晩食べれるくらい作れます。

 

3 玄米雑穀がゆで栄養バランスよし。

我が家はたいてい玄米を食べています。さらに、雑穀11種を混ぜて炊きます。

栄養価満点です。

 

4 身体が楽になる。

消化が楽になります。そうすれば、自然と体が休まり、健康増進です。胃腸の疲れはやがて全身に広がります。胃腸こそ、人間の発電所です。

 

5 血流、循環がいい。

しもやけが良くなったのは、この効果かもしれません。それから、便通が良くてトイレに行く回数も増えました。

 

6 肌がしっとりした感じ。

冬は乾燥しがちなんですが、顔や足、手先など例年より潤っている感じ。風呂上りに化粧水、クリームを塗らなきゃっていう気持ちを忘れかけています。

 

7ダイエットにおすすめ。

かさのわりにエネルギーがめちゃめちゃ少ないです。作ってみると仕組みが分かります。

 

8 甘いのもしょっぱいのもいい。

味をその時の気分でかえられます。付け合わせも脂っこくないものが合うのでまたまた体にいいです。

 

思いつくままに書いてみました。

ホントに最強食。

食べ過ぎ、飽食時代にこんなにコスパのいい食事はないんじゃないかと思います。

おすすめです。

夏よりも冬に始めるのが絶対いいですよ。

【気づき】適当に流した曲がしみた

" My Way " Def Tech

 

なんとなく歌を流したいなと思って

「アレクサ、音楽かけて。」

と言ってみたら、Def TechのMy Wayが流れました。

 

ぼくら世代の曲ですよね。

物凄く懐かしい気持ちと改めていい曲だなと思いました。

昔は、なんとなくメロディーの感じが好きでよく聞いていたけど、

歌詞が今の自分に合ってるというか、勇気をくれるというか、

じんわりきました。

 

 

「地に足付け 頭雲抜け 進む前に前に前に」

まさに今挑戦しようする気持ちにピッタリ。足元をしっかり固めつつ、見えない壁を突き抜けたい。そして、前に前に進もう。

 

英語の部分もいい。

 

You gotsta do what you do, stayin’ true to your crew

君は君の思うとうりにしよう

Days are someting special be your own vessel

毎日は特別で、自分を磨くためにある

Just take what's inside and give it a wrestle

自分の思ってる事をおもてに出そう

Livin' it up with no doubt ready for any scar

正直に生きてみよう

 

「もうここまでやってきてしまったとか

もうどうでもいい どうすることもできないとか

諦め悲嘆し嘆き悲しみ 自分慰めいたわるその間にも・・・」

 

まだまだこれから~~~って感じが。

もうこの年だけど、まだまだだよね。

 

普段音楽を聴くのを忘れてたけど、

なんとなく流れた曲。

昔たくさん聞いた曲。

最近のヒット曲。

生活の一部にしたいなと思いました。

【学び・教育】自分で考えて、決めて、行動して、振り返ってを繰り返す

 

学年だよりをつくっています。気付けばもう1月が終わってしまいます。3か月後と思っていた、卒業式も残すところ約35日。あっという間に過ぎていくからこそ、大切にしたい時間。

新しい年になり、一つ決めたこと。

それは、「子供たちに任せてみよう」ということです。

自分たちで考えて、決めて、行動して、振り返る。そのサイクルをそれぞれに習慣づけてほしいと思っています。

5年生の時に比べて、格段に学習への取り組みや生活面での自立を感じます。例えば、算数では、新しいことを習う学習が終わり、復習の毎日です。授業のように、①みんなで確認しながら解いていくか、②今日はここまでと範囲を決めて取り組むか、③もう自分のペースでひたすら進むかという三択から、クラスでは②を選びました。答え合わせの仕方についても基本的に自分たちでやることになりました。時間が余れば先に進む姿、わからないことがあれば互いにサポートする姿。算数以外の課題を自分で設定し取り組んでいる姿。どれも素晴らしい姿です。苦手に感じた問題をもう一度やってみたり、質問したりすることもできます。もうそこに担任は必要ありません。むしろ、関わろうとするとペースを乱し、迷惑をかけてしまうかもしれません。

 

音楽の合奏・合唱の練習も同じです。個人で、グループで、クラスでどんどん進めています。担任はもとからあまり役に立っていませんでしたが、こんなにも自主的な取り組みができるようになって卒業が待ち遠しいです。

 

家庭学習はどうでしょうか。自分で課題を設定し取り組めています。目標に向かって何をどれだけやればいいのか、手を抜けばどうなるのか、宿題を通して習慣化された家庭学習からより効果的な学習を目指して取り組んでいるように思います。ある人は、これまで通り、ドリルや漢字、英単語を、ある人は自分の好きなイラスト、楽器、スポーツ、調べ学習を、ある人は復習を超えて中学校1年生の学習を、学習の幅が広がっていると思います。

 

そこで、私からは週末だけ「ふりかえり」と「特別課題」を出しています。特別課題としては、トイレ掃除と風呂掃除など、自分の生活に関わることです。普段からやっている人もいれば、そうではない人もいると思います。教科の学習を超えて学ぶこと、生活の中で感じ取ることを大切に、生きる力や生活の知恵、苦労や感謝に気付けたらと思っています。

 

朝の健康観察カードの提出、連絡帳を書く、委員会の仕事、掃除の取り組み、配り物の確認、窓閉めなど、当たり前のことが当たり前にできる、普段はあまり褒めて上げられていないことですが、改めて考えてみると十分すごいなぁと思います。

 

私はやることに追われて余裕がなかったり、要求が高くなったり、できていないことを口出ししてしまったり・・・反省が多いです。

 

先日は、リクエスト曲の話し合い活動で口出しをしてしまいました。子どもたちは学級委員を中心に一生懸命話し合っていました。放送委員も担当の先生に何回も相談に行き、計画を立てました。任せると言ったものの口を出してしまい子供たちの気持ちが下がってしまいました。任せようとしていたのに失敗です。もちろん、伝えたい思いは120%くらいありました。しかし、自分なりのこうあるべきが強すぎて失敗したと思います。先生としても、親としてもやりがちなミスです。自分の考え方の癖だと思います。学校での仕事のいいところは、こうやって子供たちと関わりながら子供たちの成長を願う一方で、自分自身も成長させてもらっているところかもしれません。いろんな学びや気づきを教えてくれます。学べて給料ももらえてありがたいことです。毎日同じことの繰り返しではないからこそ、良い時も悪い時もあって、一日一日が潤いのある生活になるのだと思います。これが私の今月の振り返りです。学年通信でお伝えしたいと思います。

【教育・気づき】珍プレーは笑いを生む、だが時にトラウマを生む

 

プロ野球珍プレー好プレーという番組を知っていますか。

大体シーズンオフの12月くらいに毎年放送されていたのですが、今はやっているのでしょうか。

我が家は地上波での放送が見れないので、最近の様子が分かりません。

プロ野球選手のミスや面白いシーンの総集編なのですが、ユニークな解説と共に楽しくみていたことを思い出します。

好プレーはもちろん、スーパープレー。野球少年の私にとってあこがれのプレーでした。

 

 

このところ体育でマット運動をしています。

 

きれいな後転になるように練習していた時のことでした。

練習の最中にこんな風にと手本を見せていたわけです。

 

一回り手本を見せて、もう一回とゴロンといった拍子。

「ゴツ・・・」

と鈍い音が。

 

体育で使うカラーマットが短いことを忘れていた私は後転をしながら後頭部をぶてけてしまったわけです。

「ゆってよーーーー」

「いやーーー気付いているかと思ってましたよ。」

子供たちは大喜びでした。

 

そして、さらに珍プレーが。

さすがに同じ失敗はしません。

今度は伸膝後転。

やりたがりの私は子どもと一緒に頑張ります。

そして、手本を見せたその拍子。

「いってーーー」

今度は何が起きた??!!

 

首にかけていたホイッスルが頭とマットに挟まって・・・

もだえる担任。

子供たちは

「だいじょうぶですかーーー」

と大笑い。

 

珍プレーは笑いを生みます。

私の失敗で子どもたちが笑顔になって活気が生まれたらうれしいです。

 

ただ、その辺の加減って大切だなとも思いました。

 

一生懸命やってうまくできなかったことを笑われて活動に消極的になってしまったり、運動自体を嫌いになってしまったり。珍プレーは受け手どうとらえるか、周りのこどもがどう対応するか。学級の雰囲気が求められるなと思いました。

 

 

好プレーはその分、どちらにとっても笑顔が生まれるなと思います。

珍プレーが偶然に起きる良さと好プレーを日常的に見つけることを

大事にしたいなと思いました。

今も、頭のたんこぶが気持ちよく痛みます。

【教育・気づき】「足かせ」をはずしたい

「足かせ」とは、

① 罪人の足をはさんで、足の自由を束縛する刑具。

 

② 自由な行動を妨げるもの。足手まといになるもの。

「例:過去の辛い経験が行動の足かせとなる」

 

土曜日の晩に、ある先生とお話させていただき機会がありました。僕はその先生のラジオを聞いたり、同じ講座に参加したりしています。子供とのかかわり方や新しいことへ挑戦していく姿勢に尊敬しています。まさにインフルエンサー。追いかけている方です。

 

はじめましてではありましたが、私の悩み相談を中心にお話させてもらいました、話すことで、自分の中でもやもやしていた物がはき出されたような感じと自分自身をより理解できたかなと思います。普段の生活の中では、自分と向き合う時間は忘れがちで、心で感じたとしても言葉にする機会はあまりなかったので不思議な気持ちでした。

 

ガイドゲームというカードに書かれたテーマに沿って自分の思っていることや考えていることについてゲームをしました。200枚ほどあるテーマから出たテーマは、「躾」と「死」について。テーマが難しくてなんとなく思っていることをふやふやの状態で聴いていただきました。その中でも、自分の悩みがつながり合ったり、これまでの自分を振り返ったりすることができました。

 

自分は「こうあるべき」「頑張らなきゃ」「周りはどう見ているか」結構肩肘張って生きてきたように思います。その分心配になったり、自分の思いが強すぎたり進んだなと自分の癖を理解できたように思います。そうした「足かせ」が活動に制限をかけたり、心理的に追い込んだり、力を発揮できない要因の一つになっていることもわかりました。

「足かせに縛られていると10の力でがんばっても8の足かせで2の力しか出せていない。6しか頑張ってなくても足かせが3なら3の力が出せている。」

ぼくは前者だったかなと改めて思いました。足かせを減らしていけば、悩みやもやもや、疲労感など減っていくし、効率や充実感が上がっていくとわかりました。「足かせ」という言葉はしばらく心に残りそうです。自分の考え方の癖なのですぐには治せないと思いますが、こうした時間の積み重ねからより豊かな考え方、働き方、学級経営、私生活が生み出されると思います。

 

先日、クラスの子がカウンセラーに話を聞いてもらって少し安心できた様子で戻ってきました。そのときにもカウンセリングや安心して話せることの大切さを感じたところでもあります。自分の居場所をつくるという意味では、職場の人間関係でも良いコミュニケーションができるように、あいさつや子どものシェア、作業の協力など心がけたいと思いました。

 

みなさんは「足かせ」になっているものはありませんか。今年一年、自分の思いに正直に、少しでも軽くなっていこうと決心しました。

【挑戦】絵本製作に挑戦しています。え、ほんとに?

 

 

何を言っているんだ、お前は!!

と言われそうですが、実はホントに本ができるかもしれません。

 

ダジャレを言っている場合か!!

と言われそうですが、ホントに挑戦しようとしています。

 

年末に、研修で知り合って以来仲良くさせていただいている先生から突然のLINE.

「脚本を書いてくれませんか。」

とのこと。その先生は、地域参画と太鼓をベースに。そして、令和元年にたくさんの人の

手によって作られた大きな太鼓。その名も「ドラゴン太鼓」。大きな竜の絵が印象的な大きな太鼓。太鼓の演奏と竜のお話絵本がコラボするような、そして太鼓と絵本と地域活性が進むようなそんな作品と共に、自分たちの思いや願いを残したいという。

 

そしてその作画を日本むかしばなしで絵を手がけた前田こうせいさんに依頼しようと考えている。絵描きのプロに「こんなど素人が脚本を書きました」というのは正直気が引ける。どんな感想をもつのか怖さもある。しかし、昨晩、依頼してくれた先生と相談の結果、思い切って自分が書いた脚本を見せてみようということになった。2週間で3つ考えた。自分なりに一生懸命考えた。

 

どうなるか分からない。

でも、1歩踏み出さなければ動き出さない。

 

この夏の完成を目指してワクワクしている。

コロナで外出がしづらい中、生活が制限される中、

絵本ができて、太鼓の演奏と共に披露できるその日が待ち遠しい。

 

前田こうせいさん・桃太郎プロジェクトについてはホームページ、YouTubeなどぜひご覧ください。