育自de育児 ~育児短時間勤務と育児休暇に挑戦する教員の奮闘記~

育児短時間勤務・育児休暇取得教員、仕事・子育て・副業を目指す小学校教師の挑戦

【働き方・子育て】育児短時間勤務を希望する理由①~家族と過ごす時間をゆったり楽しみたい~

昨日は長男の習い事に次男も連れていきました。長男は体育館でドッジボール、私と次男は校庭で外遊び。温かい日差しの中で、とてものんびりとした時間でした。次男は、遊具で遊んだり、走り回ったり、思い思いに遊んでいます。2時間待っていたわけですが、そのうちの1時間近くは砂をほってバケツに入れたり、スコップで地面に謎の線を書いたりしていました。その姿をボーっと見ながら考えていました。

「なぜ育児短時間勤務を希望したいのか。」

 

「こういう時間の過ごし方がしたいんだ。」

と気付きました。時間に余裕もなければ、テレビに子守を頼んだり、自由に遊ばせることなく「もう帰ろうか。」と言ってしまったり。

子どもの遊んでいる姿を見ながら、コーヒーを飲んでゆっくりする。

幸せな過ごし方の一つです。

 

 

思い返してみれば、

「早く寝たいのに」洗濯物を干すときの気持ち。

「忙しいな」夕飯をつくるときの気持ち。

「早く食べなさい」家族でご飯を食べるときの気持ち。

「あーやらなきゃ」家の掃除をしているときの気持ち。

「子どもが熱を出して、仕事を休まなきゃいけないときの気持ち。

 

家族と過ごすことが幸せのはずなのに、気持ちよく生活できないときありませんか。

洗濯、料理、家事、育児・・・面倒だと思ってやることもしばしば。本当は楽しみたいはずなのに。

 

前に立て続けに二人の息子が体調を崩し、「どっちが休む?」「休みにくいな。」と子どもを負担に感じてしまったときがありました。本当に情けないです。次男が1歳の誕生日前に入院したことも忘れられない思い出です。元気でいてくれること、そばにいてあげられることがこんなにも幸せだと感じた出来事はありませんでした。

 

自分の心の未熟さもあることはわかります。

やることがあっても気持ちを穏やかに過ごせている人もいると思います。

しかし、もっとゆとりがあったら対応が変わるかなと思ってしまったのです。

 

こどもと生活するのはあと数年かもしれません。

一緒に生活していても、中学生、高校生くらいになれば、それぞれの時間が流れ、それぞれの生活になるでしょう。そう思うと、長男はもうすぐ8歳なので、早ければ5年、8年、10年後には離れて暮らしているかもしれません。今はとても貴重な時期だなって思います。

 

子どもの話をゆっくり聞いたり、一緒に活動したりできるのってホントわずかです。子どもと離れる歳になってから一生懸命働いても遅くないなと思いました。自分の人生だってこれからどれだけ生きていけるかわかりません。生きているかもしれないけど、自分のしたいことができるかどうかはわかりません。そう考えると、今したいと思うことを優先せずにいて、もしものことがあったら、後悔しそうだなと思います。

 

「家族と過ごす時間をゆったり楽しみたい」それが一つ目の理由かなと思いました。