育自de育児 ~育児短時間勤務と育児休暇に挑戦する教員の奮闘記~

育児短時間勤務・育児休暇取得教員、仕事・子育て・副業を目指す小学校教師の挑戦

【子育て・教育】子どもが失敗したときに、「なんで~~したの?」って言ってしまう。

「なんで~~したの?」って言いたくなりませんか。

質問しているようですが、責めているこの言葉。

わたしは、ホントによく言ってしまっていることに気がつきました。

大反省です。

自分がそういわれて育ったのかもしれません。

これからは、できるだけこの言葉は言わないようにしようと心に決めました。

 

 

先日、家の畑に野菜の種をまきました。

小学校1年生の我が息子は「一緒にやる!」と張り切っていました。

子どものいろんな体験、手伝いは親としてうれしいですよね。

 

「じゃぁ、この筋にほうれん草の種(・←ひとつぶこのくらい)をさささささって撒いてって。」

「わかった!」

「一回手に種を乗せて、指でつまんでやったほうがいいぞ。」

「わかった!」

 

その瞬間。

 

 

ざーーーーー

 

すごい勢いで、すべての種を手からあふれんばかりに出してしまって息子。

 

「なんでそんないっぱいだしたの?」

「なんでそんな勢いよくやるの?」

「そうなることくらい考えろよ!」

 

つい言ってしまった攻め質問。

 

息子「ごめんなさい・・・」とポツリ。

心が締め付けられました。

 

もう言わないようにしようと心に誓いました。

妻にも誓いました。(人に宣言したほうが自分への抑止力になると思って)

 

 

 

じゃぁ、どうしたらいいのか。

 

1 とりあえず5秒待つ。

 瞬間的な反応をできる限りしない。

 

2「なんで?」→「どうした?」「なにかあった?」と聞く。

 相手の考えをちゃんと聞く。

 

3それまでの過程を認めてから話す。

 「お手伝い、張り切ってたよな。~~~。」

 

4まず感謝の言葉から。

 「お手伝い、ありがとうね。~~~。」

 

自分の癖として、

できるだろうという期待とかわかってるだろうという前提を持ってしまっていることにも問題がある。そこも変えていかなければならない。

 

できないかもな。

わからないかもな。

と思っていれば、行動も態度も言葉も変わっていく。

 

そして、

もうこぼしてしまったのは変わらないこと。

その前に自分ができることはなかったか。

こぼれた後にできることはないのか。

 

どうしようもないことを責めるより、

どうにかできることを見つけることが大切だ。

 

うちの息子はよく頑張っている。誇りに思う。

よくこういう気付きを教えてくれることもありがたい。