育自de育児 ~育児短時間勤務と育児休暇に挑戦する教員の奮闘記~

育児短時間勤務・育児休暇取得教員、仕事・子育て・副業を目指す小学校教師の挑戦

【気づき】一度止まっても歩みは止めないこと

 

 

続けようと決めたけどうまくいかなかった経験は誰にだってありますよね。

ぼくにも、ブログ、ラジオ、朝ラン、トイレ掃除、風呂掃除・・・

と習慣化したいことがあります。

書き出してみたら、結構欲張り。

それに加えて毎日仕事を持ち帰ってきて・・・。

 

毎日続けたいなと思っているけれど、

他にやらないといけないことが増えてきて、

昨日はできずに終わってしまいました。

あぁできなかったなぁと残念な気持ちもありますが、

無理しすぎることもないのかなとも思います。

 

やることに追われているときは、

日常の中で気付けることも少なくなっているなと感じました。

できる自分もできない自分もどちらも自分です。

そんな状態にあることを冷静に見て、

深呼吸して、

一日一日できたことを積み重ねていきたいなと思います。

 

一日止まっても歩みを止めない。

今日できなかったことは明日やったっていい。まだ続いてる。

今日できなかったことは、方法を見直せばいい。

継続や習慣化には壁があるものだから、

それを乗り越えて進もうと試行錯誤。

できてもできなくても

成功でも失敗でも

歩みを続けたいなと思いました。

【気づき・子育て】マグロになれた一日

 

 

子どもって強いなと感じた一日でした。

昨日は、小学生の息子の習い事にアテンドする一日でした。

10時からドッジボール

13時からサッカー

16時から水泳と

トライアスロン級の運動量です。

 

昨日はたまたま3つ重なって、さらに全部行ける時間帯だったので、

「休みたかったら休んでね。」

と伝えておいたんですが、

「全部やってみる。やってみないとどんな感じかわかんないから。」

と強気の発言。たくましくなっているなと実感しました。

 

ドッジボールでは、今日一番声が出ていたのは1年生と褒められました。

サッカーでは、おとといの試合で「3倍走れ」とコーチに言われていて、今日は意識したのか「今日はコーチに褒められたよ。」と嬉しそうでした。

 

休憩時間は移動中という過密スケジュールを無事に1日を終えました。

息子の感想は「俺、今日マグロだった。」です。

 

下の息子もおトイレ練習中でがんばっています。

土曜日は初めて公園のトイレでまさかの立小便。

昨日は、私が本を読むのに夢中になっていたら、

「しっこでたよー」と聞こえてきて、自分でおまるに座っていました。

 

子供たちは日々成長していると安心しました。

今日から仕事が通常営業。

良いスタートを切りたいと思います。

卒業文集の言葉が見つからない

卒業文集の言葉が見つからない.

 

 

なんでだろう?

 

 

伝えたい事がないから。

そうでもない。毎日毎日伝えたい事はある。

 

愛情がないから。

いや、今年のクラスは大好きだ。とても頼りにしているし。

 

思い出がないから。

いろいろあったけど、あえてここに書くのはどれがいいのだろうって考えてしまう。

 

一つだから。

何か一つ決めるって難しい。レストランのメニューを選ぶのも苦手だもん。これは確かに。

 

迷いや不安。

「これでいいのかな。」って考えてしまう自分がいる。

何か好きな言葉や歌を載せるとか、最近感じることとかこれはどうかなってものが浮かんでも否定してしまう自分がいる。

 

人の目を気にしている。

卒業生が読む、保護者が読む、誰かが読む。

ぼくが書いたことがどう見られるのか気にしているのかな。

見栄を張らなくたっていいのに、頑張ってしまう自分。

目指している姿と違う、今の素の自分。

 

冬休みにやると決めて最終日の朝を迎えました。

出来ない理由を考えてばかりいる。

やらなきゃ、やらなきゃとしながら結局後回し。

何が一番伝わるかな、伝えたいことは何なのかな。

そもそも読むのかな。一度くらいは読むけど、すぐ忘れるかな。

でも、なんか印象に残したいな。欲張りな自分。

だから書けないんだろうな。

 

 

やってみよう。

失敗なんて気にするな。

前に進もう。

とにかく書きしてみよう。

やってく中でひらめくものがある。

大事なことは動き出すことだ。

と自分を奮い立たせるも

なんだか今は弱気。

 

だれか、僕に力をください!!

アドバイス、ヒント、プレゼントください!!

久しぶりに試練を感じています。

【教育・書評】その当たり前は本当に必要?

【書評】学校の「当たり前」をやめた。生徒も教師も変わる!公立名門中学校の改革 工藤勇一

 

「何も考えずに「当たり前」ばかりをやっている学校教育が、自分の頭で考えずに、なんでも人のせいにする大人をつくる。」

この帯を見てしびれました。

宿題、テスト、授業の仕方、学校行事や規則・・・いろいろなことが当たり前になっている学校で、その当たり前を本当の目的は何だろうかと問い直し、改革していった公立中学校の話。

 

工藤校長が大事にしていること3つ。

・目的と手段を取り違えない。

・上位目標を忘れない。

・自律のための教育をする。

 

社会の中でより良く生きていけるようにすること

自ら考え、判断し、決定し、行動する=自立する

 

そのための手段であり、指導要領であり、学校であるということ。

 

先日のスノボーでいうと

目的は、楽しく安全に運動を楽しむことであり、

そのためには楽しみながら繰り返し滑り、本人が一人でもできるという自信をつけさせること。

だから、うまくさせようとか、制限したり、苦しく感じたりすることは取り除くということ。

 

 

目的と手段をしっかり押さえて仕事も生活もしたいなと思いました。

 

学校でただの当たり前でやっていませんか。

宿題は出さなくていい。

学級通信もいらない。

通知表も簡略化できる。

学校行事どんどん減らせる。

授業は教師が教えなくていい。

退勤時刻になったら自分がしたいことをしてよい。

 

今まで当たり前にただただやってたことをもう一度目的と行動を考え直してみたいとおもいます。

そして、公立学校でこれだけの改革に挑む校長先生を尊敬し、

自分も負けずに頑張りたいなと思います。

その学校でできたなら、自分の周りでだって変われると信じています。

【学び・書評】「やめること」で変わる世界

【書評】日本人は「やめる練習」がたりていない 野本響子

(いつもより長め。気持ちこもってしまった!)

 

みなさんはやめる勇気ありますか?

あなたにとって、やめること=普通でしょうか。

 

やめることによって見えてくることもあるなぁと実感しています。最近は、やることリストだけではなく、やめることリストなんかもありますね。

 

この本は、同じく日本人学校経験のある先生からのオススメで読みました。

住む場所や関わる人が変われば常識も変わる。マレーシアに移住した筆者が感じた意外な常識。考え方や環境が凝り固まってると感じた本です。日本は「やめる=逃げる、良くない」というイメージがありますよね。

自分も中国で暮らして、日本人と関わればやっぱり日本人の常識の中で生活したし、現地では現地の常識があってすごくおもしろかったし、環境が変わるってすごく良い経験だなって思います。

 

 

実際、私はやめることに抵抗を感じてしまいました。

今でも覚えているのは、中学校の仮入部でバレー部に入ったときでした。

小学校の時に母のママさんバレー練習についていってたので、それなりにできる自信がありました。進学先の中学校のバレー部は県大会で活躍するほどでした。仮入部で分かったことが2つあります。

まずは顧問が変わったようで部活動の雰囲気に熱気を感じませんでした。

もう一つ、同学年の仲間はわずか5人。(バレーは6人制)そして、自分と同じ気持ちでと感じたのはそのうち1人でした。仮入部をして練習にも参加し、入部を強く勧められました。

一度顔を突っ込んでやめていいのか、普通は仮入部したらそのまま入部みたいな雰囲気もありました。でも、私は断りました。そして、強そうで熱意を感じた野球部に入りました。練習は、その当時、地獄かと思うほど、走り、声を出し、ボールをほとんど触らせてもらえませんでした。でも、希望というか信念というか「俺たちは絶対に強くなる!」という気持ちと、同じ気持ちの仲間がいました。そして今、野球部に入ったことは一生の財産になりました。

正解なんかはわかりませんが、自分の意志でやめて、自分で判断して、その結果良かったと思っています。バレー部に入らなかったことは、逃げたみたいに思われたのか、その後もときどき言われることもありました。むしろ、自分で厳しい道を選んだことは、誇りに思います。

大学入試では、行きたかった大学に行けませんでした。受かった大学に進学しましたが、それはそれで自分の人生を大きく帰る出来事になったと思います。あの時第一希望の学校に行っていたらということはわかりませんが、今の選択でよかったと思います。教員採用試験も同じです。地元ではなく、他県を選んだことは自分の視野を広げてくれたと思います。何度も繰り返しますが、正解かどうかはわかりません。でも、自分はそれでよかったと思います。親は、帰ってきたらよかったのにと思っているかもしれないし、また別の人に聞けば違う考えかもしれません。そんなものなんだなと思いました。

 

他にやめた経験って、バイトをやめるときと教員になって他県に移るために採用試験を受け直したことくらいでしょうか。その時もドキドキしました。やめるってことに慣れていないし、やめることにマイナスのイメージがあるんだなということですね。

 

マレーシアでは、転校するのも当たり前。部活を1年までしか続けられないっていうきまりがある学校もあるらしい。面白いですよね。でも、今までやったことのないことに挑戦してみることや少し関わっておくと知識や経験が得られて人間性が豊かになりそうだなって気もするし、続けたいなら、続けるための選択というか行動をとればいいわけで。マレーシアの人たちは多様性に富んでいるというか、自分がそうと思ったことが正解であると信じているみたいです。

 

そして、素晴らしいと思ったことが人に常識とか自分の解釈を押し付けたり、比べたり、評価したりしないってこと。これはすごく生きやすくなるなと思いました。

 

うちの子もサッカーを習っていますが、そんなに意欲を感じません。幼稚園の頃は遊びの延長のような感じで楽しかったサッカーだけど、だんだんと本格的に練習といった感じになり、自分よりも上手な子がたくさんいます。気が引けるのもわかるんです。少し前までは、「せっかく続けてきたんだから、他にやりたいことが見つかるまでは体力づくりだと思ってやってみたら?」と言っていましたが、「やめる」選択肢もマイナスじゃないと考えるようになって、「いつやめてもいいよ。自分で決めていいよ。」と話すようになりました。すると、「やっぱり続けてみる」と息子の考えが変わってきたようです。不思議なものですね。今は、本人が行きたいと言えば行くし、休むなら休む。チームやメンバーのことは考えて、中途半端に参加するなとは伝えています。いつでもやめていいという選択肢があると、気が楽になったのかもしれないし、心を遠ざけてみたらやっぱりやろうかなという気持ちが生まれたのかもしれません。今は、サッカー、ドッジボール、水泳と習い事が3つもあって親の方が大変ですが、「短い期間であっても、やってみたいことをやってみる」そんな風に子育てしたいなと思っているから、親も頑張りたいと思います。

 

 

小さいうちから「やめる練習」をしておくことも、粘り強く続けていくこともどちらにも良さはあることを一緒に経験していきたいなと思いました。

大人は「やめる」抵抗感が強いから、自分自身はどちらかというとそっちの方のマインドチェンジをしたいなと思います。

 

【気づき・子育て】日々の学びを生かせた実感

 

冬休みの最終日、

小学校一年生の息子と二人でスノーボードに行きました。

 

息子は楽しみで、朝から元気いっぱいでした。

「とーちゃん、俺のウエア積んどいてね!」

「おやつ持った?」

「オッケー、ちゃんと準備しているよ。」

息子はニット帽をかぶりながら家の中を走り待っていました。

 

そして、朝食を食べ、支度をし、いざ出発。

高速道路に乗るぞと思ったそのとき、

さっきまでかぶっていたニット帽・・・・あれ?

「帽子、持ってきた?」

「え?とーちゃんお願いって言わなかった?」

「ウエアは頼まれたから積んだけど、帽子は知らないよ。」

・・・・・

「あっ!!かぶってて、そのあとどうしたの?」

「わかんない。」

「ちゃんと持ち物の確認はしなきゃいけないね。」

 

高速道路まであと10m。車をUターンし、家に戻りました。

やはり、ありました。

しっかりとソファも上に。

 

行くまでに少し手間取ってしまいましたが、無事に行くことができました。

荷物をしっかりと準備することの大切さを学べたと思います。

そして、怒りそうな気持ちをできるだけ我慢して、

「気付いてよかった」とか「高速乗る前でラッキー。」とか自分自身でプラスに捉えるようにも努力しました。

出来事をどうとらえるか意識できたと思います。

 

 

久しぶりのスノボはとても楽しかったです。

スキー場はとても空いていました。

あまりに久しぶりすぎて、道具が風化しゴーグルが壊れたり、靴の底が剥がれたりしました。

初挑戦の息子も楽しんですべっていました。

ブレイブボードの成果もあってなかなか上手でした。

「いいぞ~うまいな~。」

「とーちゃんが初めてのときはそんなにうまくいかなかったぞ。」

たくさん褒めて、楽しくすべることができました。

 

「教えたい」という気持ちもありましたが、

「まだまだ経験が足りないだけ。まずは楽しく安全に。」と思って、言葉を選びました。

子どもは楽しんで繰り返している中で、必ずうまくなっていくと信じています。

これからも続けたいなと思ってくれたらうれしいなと思います。

 

 

冬休みの最後に、男二人でできた思い出。

映画もスノボも最高でした。

【気づき】批判してくる人はうらやましいと思っている人なのかも。

 

批判してくる人は自分のことをうらやんでいるをと思います。

プペルに出てきたいじめっ子少年アントニオ。

アントニオもホントは星があると信じたかった。

煙の向こうを見てみたかったんだと思う。

でも周りの声や環境によって、思考にふたをして、信じたものをバカにする反対の行動になってしまったんだと思う。

 

「昔はこうだった、今は・・・」とか

「ふつうは・・・」とか

自分もしたかったけど、出来なかった後悔もあるのか。

自分ができなかったことをやろうとしているうらやましさもあるのか。

自分がしてきたことを否定されている気持ちになってしまうのか。

 

変わろうとしている人、挑戦しようとする人を素直に応援できない気持ちはどこから生まれてくるのだろう。その人の願いが叶えば、なにか問題あるのだろうか。幸せや豊かにつながっていかないのかな。

 

男の育休。

短時間勤務。

定時退勤。

休みが取れる。

好きなことをして生きていける。

ファミリーファースト。

子どもをみんなで育てる環境。

運動習慣。

 

批判は応援の表れ。

実は願ってるんでしょ?くらいに受け止めていこうと思いました。