育自de育児 ~育児短時間勤務と育児休暇に挑戦する教員の奮闘記~

育児短時間勤務・育児休暇取得教員、仕事・子育て・副業を目指す小学校教師の挑戦

【子育て・教育】教科書の題材をうまく膨らましていけるか、腕が試されます。

前回の記事に関して

「教科書の題材をうまく膨らましていけるか、腕が試されます。」

Facebookでコメントをいただけたので関連して書きます。

 

 

子ども達の印象では、

教科書=勉強道具=つまらない

になっていませんか。

 

小学校1年生くらいだと

「おべんきょうたのしみーーー。」

だったものが

6年ともなると

「音読か、めんど・・・・。」

みたいになっちゃったり。

 

 

こないだのネルソンマンデラさんの話だったり、

国語「帰り道」「笑うから楽しい」「時計の時間と心の時間」だったり、

6年生にもなるとちょっと話が長くなって

読むのが苦手な子にとっては

つらいかもしれない。

 

でも、これらの話は

結構教科を超えて、学ぶべきことが多い。

だから自分的には、勝手に授業に熱が入る。

 

「帰り道」自分と相手との思いや感覚の違いに気付かされる物語

「笑うから楽しい」心と体はつながっている。笑顔を作ることや自分の行動により心が朗らかになる

「時計の時間と心の時間」心の時間の感じ方、捉え方、時間感覚の他者との違い

 

どれも学ぶことが多かった。

 

文章構成が・・・・

言葉が・・・・

筆者の考えは・・・・

登場人物の心情は・・・

 

そうした教科的な要素も大事だけど、

「この話なんだかいいよね。」とか

「ためになるよね。」とか

「似たような経験あるじゃん。」とか

 

むずかしく考えずに、教科書の題材に入れたらいいなと思う。

 

 

音読の宿題で、

いつも保護者コメントが素敵だなと思う方がいる。

 

「自分中心になってしまって、相手との考え方の違いを改めて思い出しました。」

「いつも表情だけでも笑顔でいたいなと思いました。」

「心の時間って大切ですね。良い時間を過ごせるように工夫したいです。」

 

音読の保護者欄には、

ハンコ(印)

聞きました

 

が多いけれど、

こうやって子どもと一緒に考えてくれて

コメントや学んだことを書いてくれて

子どもも教科書も私もうれしい気持ちになります。

 

教科書の題材をうまく膨らましていけるか、腕が試されます。