【教育・気づき】校外学習や修学旅行に行く前に振り返っておきたい6つのこと
校外学習や修学旅行に行く前に
事前指導に気合が入り過ぎたということはありませんか。
または、そんなにビシビシ指導しなくても・・・と
感じたことはありませんか。
これは自分にも当てはまることなので
自分に言い聞かせるような気持ちで振り返りたいと思います。
①こうあるべきが強すぎてはいけない。
子供たちは静かに話を聞く、列を乱さずに歩く、時間通りに行動するなど教師の理想が高ければ高いほど、悪い点にばかり目が行ってしまうような気がします。できたらラッキーくらいの気持ちをもって、できている子を一人でも見つけたら「いいねー!!」と言ってあげたいですね。それが広まっていくことが大切だと思います。
②計画はあくまでも計画であって、その通りには行かないこと。
大人だって計画通りにいかないことありませんか。出発時間を8時とか決めといたけど、なんだかんだで8時10分になってしまったとか、あー忘れ物しちゃったーとか。そんなものです。計画通りに行けば、とても素晴らしいことだし、いけなかったとしてもその時にどう行動できたのか振り返ることや臨機応変な行動が大切だと思います。良くできたことも学び、できなかったことも学び。そうゆうスタンスでいきたいですね。
③見栄をはらない。
校長先生や同僚の先生、施設の方などに良いところを見せたいなーと心の中では思ってしまいがちですね。でも、子供はいつもと同じ子供たちです。普段の行いが出るものです。そこで見栄を張っても仕方ないです。この子たちにはこの子たちの良さがあり、子供たちを信じて待つくらいの心を持ちたいですね。
④あいさつ、返事は呼吸のように。
「あいさつをしましょう。返事をしましょう。」ってしなさいと言って身につくものでしょうか。それから、言葉だけ、形だけのあいさつは嫌いです。例えば、施設の方にあいさつをするとき、みんなで「ありがとうございました。」と言うのは形だと思います。それよりも真剣に話を聞くとか、施設を出るときに個々がお礼や感想を言うとか本当に心が届く行動ができたらいいなと思います。そのためには、先頭を歩く教師が呼吸のようにあいさつや返事を気持ちよくすることかなと思います。
⑤指示は少なく、話は短く。
これはやってしまいがち。授業も同じですね。子供たちが自分たちで動けるように応援したいですね。心配すればするほど、指示が増える、話が長くなる。長い話は伝わりづらいですし、指示がなければ動かない子も出てきます。じっとこらえて子どもが動き出す、その時を待ちましょう。「先生は、何も言わないんだ。じゃぁ、自分たちで考えて動かなきゃ。」と思わせるくらいがよいかもしれません。
⑥笑顔で。子どもの良いところに目を向けて。
せっかくの行事。みんな楽しみにしていたはずです。大人にとってはそうでもないことも、子供たちにとってはわくわくしているはず。だからこそ、笑顔で、そしてクラスの気分が上向きになるように子どもの良いところを進んで見つけていきたいですね。マイナスな指導はコッソリと。
と言うことで、校外学習や修学旅行に行く前に振り返っておきたいことを書きました。
私なりの視点なので、良しあしがあるかもしれませんが参考にしていただけたら幸いです。