育自de育児 ~育児短時間勤務と育児休暇に挑戦する教員の奮闘記~

育児短時間勤務・育児休暇取得教員、仕事・子育て・副業を目指す小学校教師の挑戦

【学び】委員会活動、これでいいんかい?

委員会活動が再開されました。

活動計画を立てたり、当番表を決めたり、リハーサルをしたり、自分たちで進めることができました。

委員会活動は、6年生が中心となり進める活動だと思います。

・話し合いをどう進めるか。

・リーダー学年としてどのように行動するべきか。

・どんな活動が必要か。

願いや課題から計画を立てて、先生方に承認されて、実行される。

小さな政治のようなものですね。社会科の学習も生かされているんだな。

 

私は、児童会の活動を見ていましたが、

「消毒プシュ活動」や「ペットボトルキャップ選手権」など、

現状の生活の中から、課題を見つけ、より良くするための提案がされていました。

意見も活発に出ました。

そして、休み時間をつかい、

誰かにやらされるわけでもなく自分たちでポスターを作ったり、

放送で呼びかけたりしているところも素敵です。

こうした自主性が委員会活動の良さだと思います。

そして、体験することが一番良い学びだと思います。

例年やっているからとか先生方に言われたからではなく、

自分たちで考えたことをどんどん行動に移してほしいです。

 

 

委員会活動が終わってから、

放送委員会だけど、自己紹介で声が小さく、

はっきり話せなかった子がいたようで、

職員室で他の先生から報告を受けました。

なので、朝の会でこんな話をしてみました。

 

 

 

~朝の会にて~

 

「あなたはなぜその委員会を選んだのでしょうか。」

 

やりたかった気持ちがあるなら、

そのやりたかったことをやり切って卒業してください。

 

選んだ理由がぼんやりしている人や希望通りにならなかった人。

こういうことはよくあることです。

でも、なったからにはその活動から学び、自分を成長させるべきです。

 

去年の応援団の話は、本当に良い例えです。

やりたくない、やめたいと言っていた人も、

「決まったことだから自分ができることを頑張ります。」

「やるからには、自分を変えたい。」

そういって、立派にやり遂げました。

応援している姿は、他の児童の手本になり、先生方からも褒められました。

むしろ、始めからやりたかった人よりも素晴らしい活動をしていました。

 

 

例えば、放送委員会では、どんなことが学べて、どんな成長ができるのだろう。

・ゆっくり、大きな声で、はっきりと話す意識をもつことができる。

・時間を守って放送することで、時間を意識した行動ができる。

・全校に聞いてもらう放送はどんな放送が良いか考えることができる。

・人を楽しませる企画を考え、実行する力がつく。

・テレビやラジオ、ユーチューブなど話す仕事について興味を持つことができる。

 

ただやるだけ、

もっと言えばやらされていると思っていたら、

得られるものはないし、

放送を聞いている人もなんか嫌な気持ちになるでしょう。

 

自分が活動することで、

自分のためになり、

人のためになり、

学校のためになる。

意識の持ち方で様々なところでよい効果が生まれるでしょう。

みなさんの活躍に期待しています。

  

と。

 

 

 

あれ?

これって、大人も一緒じゃん。

校務分掌とか担当とか・・・。

自分の生活の中でも、育児、家事・・・。

子どもにはそういいながら、ヒヤッとしたのでした。