育自de育児 ~育児短時間勤務と育児休暇に挑戦する教員の奮闘記~

育児短時間勤務・育児休暇取得教員、仕事・子育て・副業を目指す小学校教師の挑戦

【学び・教育】やってみる前から決めつけない、その経験がどこで結び付くかはわからない

 

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2000を超えました。

みなさんいつもありがとうございます。

 

 

こないだ息子の習い事を見ていた時に、

あるお母さんが二人で運動会について

話していたんです。

 

「今年、運動会どうなった?」

「半日になったけど、やるみたい。」

 

「高学年は何やるの?」

「エイサーやるらしいよー。」

「なんでエイサーなの?」

「誰が教えるの?」

 

とちょっとネガティブな感じに話が進んでいました。

あー確かにな。わかるわかる。

確かになんで運動会でエイサーなんだ?

沖縄でもあるまいし。

でも、ソーラン節はよくて、

エイサーはダメなん・・・?

教員側からすると耳が痛い話ですが、

そんな気持ちもよくわかります。

 

 

でも、これから運動会に向かっていく子どもたちが

これを聞いてしまうととても残念だなと思うし、

家の中でも親子でこういう会話になってたらヤダな

と思いました。

 

 

ここで大事だなと思ったことは

「やってみる前から決めつけない」

ということです。

自分もやる前から決めつけてしまうことがよくあります。

 

じゃあ、エイサーを踊るとどんな価値があるのだろう。

まず表現運動だから表現力や仲間との協力

日本の伝統芸を知る

5年生では、沖縄や北海道の暮らし方を勉強につながる

 

もっと小さなことかもしれないけど、

今回の台風のニュースをもっと身近に感じられる

「沖縄出身です。」の人にあったときに

「エイサー踊ったことあるよ。」と話せる。

外国の人に「日本の踊りはどんなのがあるの?」と聞かれて

「沖縄って地方の踊りにエイサーってのがあります。」と答えられる。

 

今考えられるだけでも、

意味を見出すことができるし、

この先どんなところでエイサーが結び付くかなんて

わからないということです。

 

そしてもう一つ。

「頑張っている人がもっと頑張りたくなる仕組みを」

です。

 

先生たちだって一生懸命に考え、準備し、取り組みます。

子どもたちも毎日のように練習し、発表します。

頑張ろうとしている人たちが

元気になるような

応援されていると感じられるような

そんな言葉が必要だと思いました。

心の中に「なんでエイサー?」があったとしても

伝える言葉は

「おもしろそうじゃん。」

「ちゃんと見たことないから、たのしみ。」

「沖縄に行ってみたくなるね。」

など、前向きな言葉がいいなと思います。

 

もし運動会に行く機会があれば、

「すごくよかったですよー。」

「たのしみにしてましたー。」

「先生方ってよく考えられますよねー」

「ありがたいですー。」

とか、嘘でも言ってください。(泣)

 

まぁ、今年は運動会が開催されることだけでも

「ありがたいな」と感じなきゃいけない年ですね。