育自de育児 ~育児短時間勤務と育児休暇に挑戦する教員の奮闘記~

育児短時間勤務・育児休暇取得教員、仕事・子育て・副業を目指す小学校教師の挑戦

【教育・学び】生きる力ってなんですか。~「除菌主義では生きる力は育たない」編~

 

生きる力とはなんでしょうか。

生きる力をつけるように学習指導要領では

謳われていますが、

私はちゃんと理解・実践できているのかは

わかりません。

 

私としての答え・・・・

自分の考えで判断できる力

周りの人とうまくかかわれる力

行動力

自分が困らないようにする力

困ったときに解決する力

見通しをもつ力

どうでしょうか????

 

たまたまですが、

「生きる力っって、なんですか?」

という本を図書館で見つけ、

読んでみました。

 

そこで学んだ「生きる力」を

数回にわたって、紹介したいと思います。

 

1回目

「除菌主義の教育では、生きる力は育たない」

 

除菌と聞くと、

コロナ?にすぐに結びついてしまうのですが、

今の社会では

ケンカを避けたり、

トラブルにならないようにしたり、

ケガをするようなことは最初からさせなかったり、

学ぶべきこと

経験してわかることを

排除してしまっているということです。

すごくよくわかります。

 

だから、

失敗させないような工夫や

便利な道具、

先回りしてしまう声掛け。

家でも学校でも

やってしまいがちです。

 

時間

心の余裕

ゆとりが足りないのかもしれませんね。

 

自分たちもそうやって

育ってきた世代なのかもしれません。

 

だから、トラブルのある状況を

見てられない。

耐えられない。

 

 

教育者は

「トラブルよ、あれ!」

そのくらいのちょうどよい加減で

見てやることが大切だと学びました。

 

トラブルは「心の肥やし」だそうです。

 

確かに、厳しい環境下で生きている動物や食物って

すごいもんな。

冬場の野菜っておいしいし、

夏のトマトもね。

トマトなんて、

人間だったら完全に熱中症ですね。

 

 

今回この本から

生きる力を身に付ける場面を

奪ってしまっていることに気付きました。

 

除菌主義かぁ。

毎日除菌しながら、

ほどよく菌と付き合わないといけないな。

と感じました。

そう考えると、

身体にも少しは菌も必要かもしれません。