【教育・気づき】「足かせ」をはずしたい
「足かせ」とは、
① 罪人の足をはさんで、足の自由を束縛する刑具。
② 自由な行動を妨げるもの。足手まといになるもの。
「例:過去の辛い経験が行動の足かせとなる」
土曜日の晩に、ある先生とお話させていただき機会がありました。僕はその先生のラジオを聞いたり、同じ講座に参加したりしています。子供とのかかわり方や新しいことへ挑戦していく姿勢に尊敬しています。まさにインフルエンサー。追いかけている方です。
はじめましてではありましたが、私の悩み相談を中心にお話させてもらいました、話すことで、自分の中でもやもやしていた物がはき出されたような感じと自分自身をより理解できたかなと思います。普段の生活の中では、自分と向き合う時間は忘れがちで、心で感じたとしても言葉にする機会はあまりなかったので不思議な気持ちでした。
ガイドゲームというカードに書かれたテーマに沿って自分の思っていることや考えていることについてゲームをしました。200枚ほどあるテーマから出たテーマは、「躾」と「死」について。テーマが難しくてなんとなく思っていることをふやふやの状態で聴いていただきました。その中でも、自分の悩みがつながり合ったり、これまでの自分を振り返ったりすることができました。
自分は「こうあるべき」「頑張らなきゃ」「周りはどう見ているか」結構肩肘張って生きてきたように思います。その分心配になったり、自分の思いが強すぎたり進んだなと自分の癖を理解できたように思います。そうした「足かせ」が活動に制限をかけたり、心理的に追い込んだり、力を発揮できない要因の一つになっていることもわかりました。
「足かせに縛られていると10の力でがんばっても8の足かせで2の力しか出せていない。6しか頑張ってなくても足かせが3なら3の力が出せている。」
ぼくは前者だったかなと改めて思いました。足かせを減らしていけば、悩みやもやもや、疲労感など減っていくし、効率や充実感が上がっていくとわかりました。「足かせ」という言葉はしばらく心に残りそうです。自分の考え方の癖なのですぐには治せないと思いますが、こうした時間の積み重ねからより豊かな考え方、働き方、学級経営、私生活が生み出されると思います。
先日、クラスの子がカウンセラーに話を聞いてもらって少し安心できた様子で戻ってきました。そのときにもカウンセリングや安心して話せることの大切さを感じたところでもあります。自分の居場所をつくるという意味では、職場の人間関係でも良いコミュニケーションができるように、あいさつや子どものシェア、作業の協力など心がけたいと思いました。
みなさんは「足かせ」になっているものはありませんか。今年一年、自分の思いに正直に、少しでも軽くなっていこうと決心しました。