育自de育児 ~育児短時間勤務と育児休暇に挑戦する教員の奮闘記~

育児短時間勤務・育児休暇取得教員、仕事・子育て・副業を目指す小学校教師の挑戦

☆男には代われないこと☆

長文失礼します。

本日早朝、
第三子が無事に生まれました。

二人のお兄さんも、
変則的なスケジュールの中
それぞれ登校、登園していきました。
ほんとにがんばってる。
たくましくなったと思うし、
責任感みたいなものを感じます。

今回、
助産院で自然分娩することを選んで、
難しさや不安もあったけど、
良い出会いと
幸運に恵まれて、
今日という日を迎えられました。

いいお産にしようね
赤ちゃん、お母さんを守ってね
痛いけど、楽しもう、喜ぼう

いつもそう言ってくれる助産師さん。
本当に心強かった。

助手の娘さんも
冷静に、
痛みがあるときは
マッサージをしたり、
腰をさすってくれたり、
本当に助かりました。

お二方、
仕事ではあるかもしれないけど
仕事じゃないって思う。

寄り添うっていうか
通じ合うっていうか
男とか女とかを区別するのは
いつもいつもあまり好きじゃないんだけど
「子を産む」という
本能レベルでのつながりがあるのかもしれない
そんなふうに感じた。

教員って仕事も、
どこか似ているかも。

産まれてきた娘。
よく産まれてくれました。

私自身、
男三兄弟の末っ子、
いとこも男。
男に囲まれてきた自分にとって、
「娘」という宝物。
奇跡。
喜び。
感動。

産道を抜けるときに
人生で一番の危機を乗り越える
とも言われる。
妻も娘も命がけで。
男にはわからない。
(男は、ヒッ、ヒッ、フーで盛り上げるのが精一杯)

本当に無事に
よくも勇気をだして
出てきてくれた。
お母さんにも
先生にも優しかった。
産まれてすぐに、
泣いた、笑った。

かける言葉もわからないくらいに
ドキドキした。
本当に心が動いたときって
言葉にならないって言うけど、

頑張ったね
よくきたね
待ってたよ
最幸
上手だったよ
お父さんだよ

どれがいいかもわかんなくて
ただただ顔をじっと見つめてしまった。
先生からは、
産まれたらいっぱい声をかけてあげて
と言われていたけれど。

ありきたりかもしれないけど
「ありがとう」
なのかな〜。

そして、妻。
本当に本当に
お疲れ様と感謝しかない。

今日のお産を含めて
妊娠期間中、
赤ちゃんのことも気がかりだったけど
今回はこれまでより
いっそう妻の方が気がかりだった。

子宮外妊娠の可能性から始まり、
動き出したヨガのお仕事の行方
まさかのコロナ入院生活
やりたいことが自由にできなくなる日々
検査のために食べ物を考えたり
日に日に辛くなる体調
寝苦しさや動きづらさ

早く産まれてくれーと
臨月を迎えてから長かった3週間。

3人目だし、
上2人もちょっと早めに産まれたから・・・
しかし、予定日すぎても陣痛がない不安。

年休使い切るかもという・・・
どうでもいい悩み。

いろいろあった。
長かった。
無事に産まれてくれて
妻が元気そうで
よかったーと言っていてくれて
ほんとに安心しました。
ありがとう。

本当に女性の強さ。
4人の女性に感謝です。

「男にできることは」

わかりませんでした。
今回も。

何一つ代われることも
ありませんでした。

陣痛の波に耐える妻の横で
うちわ片手に座ってました。
興奮して暑くなってた。

妻からは
「黙々とお家のことをしてくれてありがとう」
という言葉をもらいました。
十分にできたかはわからないけど、
嬉しかったです。

私にできることは
「家族」という船?飛行機?スペースシャトル
を無事に運転することかな
と思いました。
妻はキャプテン(船長)

そう思うと、
今回、
働き方や生き方を自分で決めていこう
って思って、
産前から自分なりに休みを取ること
を決めて、
産後も育休を取って、
妻と相談しながら、
舵取りができているのかな
って思います。

ひとまず、
今日は休みます。
ほっとしました。
最幸の時間です。