育自de育児 ~育児短時間勤務と育児休暇に挑戦する教員の奮闘記~

育児短時間勤務・育児休暇取得教員、仕事・子育て・副業を目指す小学校教師の挑戦

【学び・教育】幼稚園の先生から学んだこと~減点法ではなく加点法で~

 

先週、研究会があり、

幼稚園の先生方とお話する機会がありました。

幼小の連携について話を聞きましたが、

小学校側として幼稚園教育から学ぶべきことがたくさんあると感じました。

 

中でも一番強く感じたことは

子どもを減点法ではなく加点法で見ていると感じたことです。

「服がたためたね」

「鉛筆が上手に持てたね」

「虫が触れたね」

小さなできたを認めたり、子供の思いに寄り添ったり。

子どもの成長をどんどん積み上げていくようなそんなイメージ。

さらに、子供たちの「やってみたい」から追求したいことをみつけ、

学びにつなげていく。

 

小学校は、やらなきゃいけないことや教育課程などに縛られていて

「あれができていない」

「これができていない」

とできているラインから

足りない部分を見てしまっているような気がしました。

そして、学習では与えている課題が多かったり、

答えを自分で見つけるまで待てなかったり。

やらなきゃいけない、できなきゃいけないに縛られすぎていると感じます。

やはり、やることが多すぎです。

 

発達段階が違うことや

幼稚園と学校とは違うってこともあるかもしれませんが

子どもの成長の本質を大事にしているようなそんな気持ちになりました。

 

 

コロナへの対応ということでは

「制限することが子どもたちの成長にとって大切な時間を奪うことになる」

という話も聞きました。

 

コロナにかかることも怖いけれども、

この期間に十分な発育ができないことの方が心配であると。

幼稚園児にしたってコロナにどう対応し、

どう生活していくべきかを学びながら園生活を送っていけると聞きました。

 

守らなきゃいけないし、

だけど強くしなきゃいけない。

一番成長する時間を大切にするとは

どうすることなのか改めて考えさせられました。

 

自分の子どもも

学校の子どもも

自分自身も

一日一日かけがえのない時間を送っていることを

忘れずにいたいなと思いました。