【書評】キングコング西野亮廣「ゴミ人間」
1年前くらいから、
YouTubeで聞き流しをするようになって
キンコン西野さんの音声を聞いてきました。
ひな壇を降りた
金と酒
ヤリチン
正直あまりいいイメージがなかったけれども
1年間音声を聞いていく中で
彼の努力と挑戦、行動力に見方が変わりました。
先日の「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」のように私は無知だったと気付かされました。まだまだ無知かもしれないけれど。
その西野さんが今回「映画えんとつ町のプペル」公開に先立ち、エッセイ本「ゴミ人間」を発刊したので読んでみた。
「映画えんとつ町のプペル」は、
煙に覆われた雲の先に星空があると信じた少年の話。
まさに今の世の中と同じ。
コロナと言う煙の先に明るい星空は待っているのだろうか。
映画も観に行ってみたいな。
西野亮廣「ゴミ人間」印象に残ったところ3つ
1つめ。
いつの時代も圧倒的なオリジナルは「違うルール」から生まれる。
世界を変えるにはルールから変えなければならない。
ただしそこには大きな痛みが伴うということ。
挑戦するってことは必ずリスクが伴うってことだし、
それなくして新しい世界は切り開けないってことだと感じた。
2つめ。
「リーダーであるために
全員の意見に耳を傾けて、最後は独裁する。
正解を選ぶのではなく、選んだ道を正解にする。
リーダーがやってはいけない仕事は多数決。
責任を負わないリーダーになってします。結果的に全員を守れると思うなら、反対意見でも押し通すのはリーダー。
だれもやったことのない挑戦は正解がない。
リーダーは正解のない問題を正解にさせること。
親として先生としてリーダーであるからには
多数決だけで判断せず、道を選んでいく、そして、選んだ道を正解にしていくことが大切だと学んだ。
3つめ。
学べ、行動しろ、構うな。
努力の違い、覚悟の違い、才能の違い、挑戦した数の違い
アイデアに酔うな。
だれよりも手足を動かせ。
御託を並べるな。
頭を下げろ。
恥をかけ。
泥にまみれろ。
ただし心は汚すな。
たくさん学んで、行動して、挑戦して、失敗して、努力して・・・
何かをした人の先にしか、理想の未来や夢の実現、成功はないんだなと感じた。
自分のこころに正直に進んでいきたいなと思った。
今回読んでみてかなり伝わってくるものが多かったけれど
こうしてまとめて書き表すのが難しいなと思いました。
本から学ぶことはすべて頭に入りきらないけれど、
繰り返し繰り返ししていく中で、
自分という人間にしみこんでくるものかなとも思いました。
2020年、読書100冊まであと3冊です。